買ってからしばらく積んでいた本を読みました。
職種に限らず、サービスをつくることに関わる人全員におすすめできる内容です。

本を読んで、設計などする際に今後気をつけていこうと思ったことを以下に列挙しておきます。

  • 現実は複雑で混乱しているが、そこから逃れるのではなく、何を整理すべきか優先順を決めて向き合うことが大切
  • 「良さ」を定義し、「なぜ」「何を」「どうやって」の順番でつくるべきものを設計していく
  • 有限のリソースの中でできることを考え、ステークホルダーとメンタルモデルを擦り合わせる
  • 同じ言葉を使ってコミュニケーションする。オントロジーを定義し、統制語彙、使わない言葉リスト、要件のリストを作成する
  • 「意図」「基準線」「進捗」を備えたゴールを作成し、観測する
  • 様々な構造を検討し、明確なルールをつくる。ルールさえ決まれば、仕分けするのは簡単
  • ひとりで決めず、周りの意見を取り入れるためのプロトタイプをつくる。情報設計は土台となるので、容易に変えることはできない