Windowsコマンドプロンプトでaliasを使いたい
cmd
でaliasなんて無理かなと半ば諦めていましたが、探してみればあるものですね。
aliasを設定するには以下のようにします。
doskey ll=dir /ad
C:\Users\bakunyo\Desktop>ll
ドライブ C のボリューム ラベルは Windows です
ボリューム シリアル番号は 1ED0-4D6E です
C:\Users\bakunyo\Desktop のディレクトリ
2014/02/01 21:16 <DIR> .
2014/02/01 21:16 <DIR> ..
2013/12/31 18:12 <DIR> inbox
0 個のファイル 0 バイト
3 個のディレクトリ 186,053,722,112 バイトの空き領域
おお、使えるようになっています!
続いて、aliasの一覧を確認するには、以下のようにします。
C:\Users\bakunyo\Desktop>doskey /macros
ll=dir /ad
実は、今回なんでalias使いたくなったかというと、railsの起動コマンドが長くて鬱陶しかったんですね。
bundle exec rails s
これをこのままショートカットにしても良いのですが、引数にして渡すこともできるそうです。
doskey bx=bundle exec $1 $2
$1は1番目、$2は2番目の引数。いろいろと応用が効きそうですね。
実行してみます。
C:\Users\bakunyo\Desktop\inbox\workspace\ruby\sample_app>bx rails s
For a better Pry experience on Windows, please use ansicon:
http://adoxa.3eeweb.com/ansicon/
=> Booting WEBrick
=> Rails 4.0.2 application starting in development on http://0.0.0.0:3000
=> Run `rails server -h` for more startup options
=> Ctrl-C to shutdown server
[2014-02-16 10:02:14] INFO WEBrick 1.3.1
[2014-02-16 10:02:14] INFO ruby 2.0.0 (2013-05-14) [i386-mingw32]
[2014-02-16 10:02:14] INFO WEBrick::HTTPServer#start: pid=5624 port=3000
<span style={{ color: '#ff0000' }}>起動できました!
※bxをbundle exec
にしておいて、bundle exec rais s
と実行することはできないんですね。
設定の保存
さて、この設定したaliasですが、どこかに保存しておかないと次にcmd起動した時には消えてしまっています。
なので、ファイルに保存&cmd起動時に読み込む設定をします。
まずは、設定をどこか適当な場所に保存します。
C:\Users\bakunyo>doskey /macros > C:\Users\bakunyo\.cmdrc
cmdの起動ファイルで右クリック>プロパティを選択し、リンク先の中身に設定ファイルを読み込むよう追記してあげます。
C:\Windows\System32\cmd.exe /k "doskey /macrofile=C:\Users\bakunyo\.cmdrc"
ちなみに、自分はRailsInstallerで加わったコマンドプロンプトを以下のように編集しました。
C:\Windows\System32\cmd.exe /E:ON /k "C:\RailsInstaller\Ruby2.0.0\setup_environment.bat C:\RailsInstaller & doskey /macrofile=C:\Users\bakunyo\.cmdrc"
起動コマンドは&で繋げられるみたいですね!
これで、かなり便利になりました。